[真説]放送禁止作品 封印解除
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新旧のホラー映画を紹介したムック本で、内容は正直言って初心者向け。一部マニアックな記事もあるが、カラースチルを漫然と並べただけの手抜き頁も多く、作り手の情熱は感じられない。ただし、付録として「カリガリ博士」と「フリークス」のDVDが付いているのは素晴らしい! 特に「フリークス」についてはこれが初の廉価版。画質も良いし、何より現在流通している国内版ではカットされていたラストシーン(小人の恋人の再会)がきちんと付いているのが素晴らしい。この最後にホッとさせるシーンがあった方がいいのか、なかった方がいいのかは意見の分かれるところだが、かつてのにっかつビデオ版に慣れ親しんだ世代には、こちらの方が絶対にしっくりくるはず。
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「仁義なき戦い」シリーズ5作を、主にファンの目線で熱く語った一冊で、「新・仁義なき戦い」3作は当然として、「その後の仁義なき戦い」や豊川悦司と布袋の「新・仁義なき戦い。」、Vシネでの関連作品までフォローしているあたりは嬉しい。ちょうど浅草名画座で5作を再勉強したところだったのでタイムリーな発売。しかし、これは純然たる書きおこしではなく、4年前に別冊宝島の一冊として発売された「仁義なき戦い PERFECT BOOK」の文庫版。すでに持っている人は注意が必要(タイトルを変えているあたりが微妙にいやらしい)。文庫用に録り下ろされた菅原文太のインタビューが掲載されているし、だぶっても買う価値あるかもしれないが…。
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創作物における盗作・パクリは何も今にはじまった話ではないが、特に最近は、やれどこかの漫画家が他人の絵をまんまトレースして作品を完成させただとか、どこかのアナウンサーが自身のブログで他人の文章をマルパクしただとか、朝日が読売の記事を盗用しただとか、クリエイターやマスコミの志の低さを感じさせる情けない話が実に多い。この本はそういった最近のパクリ疑惑を持たれた音楽、漫画、TVドラマ、小説・エッセイ、ブログなどを80件以上収集した充実のコンビニ本。映画ネタがほとんどないのは意外だが、もともと映画の世界はパクリやパロディに寛容で、パチモンを尊ぶ土壌がファンの間ですでにできあがっているからかもしれない。
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またまたどこかで聞いたようなタイトルだが、こちらは映画秘宝でおなじみの洋泉社から出たムックで、自称“日本で唯一の本格異常犯罪研究マガジン”。今回は、発生から70周年を迎える“津山30人殺し”を筆頭に、まだ記憶に新しい在米韓国人チョ・スンヒによる“ヴァーニジア工科大銃乱射事件”や、もはや古典になりつつある“コロンバイン高校銃乱射事件”などのいわゆる“スクール・シューティング事件”、つまりモテない男の独善的なルサンチマンが引き起こした大量殺戮事件がテーマだったのだが…あまりに絶妙なタイミングで例の“秋葉原無差別殺傷事件”が起こってしまった! おそらく校了直前だったのだろう、混乱の中で無理やり速報的な頁が割かれているあたりに関係者の苦労が偲ばれる。それとこの事件で影が薄くなってしまったが、江東区美女バラバラ事件の星島某にももっともっとスポットを浴びせるべきだと思う(加藤某よりもこいつの方が殺人者としてははるかに大物だと思うので…)。いずれにしてもこのジャンルはコンビニ系裏モノ出版社が安価でいいものを出しているので、この値段では正直不満が残るが、内容で勝負ということなら、今後の継続刊行に期待したい。
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4月に紹介した鉄人社の「実録 サイコ恐怖画像」と、版元は違えどほぼ同じアイデア、同じノリの作品(同じ編プロの企画か?)。具体的なネタはまったくかぶっていないので、続編として十分に楽しめる。気になったのは、いわゆる心霊写真の多さ。これを載せだしたらキリがない。あくまでサイコ画像とは、人に狂気を感じさせたり、不安にさせたり、鬱な気分にさせたりする画像のことであって、心霊写真とは別物でしょう。
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